スピード・レーサー::ウォシャウスキー兄弟

http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/

予告編のCGバリバリ!の映像を見て絶対に映画館に行くことにしていましたが間違いないようでした。
最近使い出して気に入っている鑑賞メーターにはこんなことを書いた。

車体がマッハ号、コースがF-ZEROVFXスパイキッズで過剰な演出がイイ感じに盛り上げてくれた。ありがちな表現だが、こんなレースは見たことない。

http://video.akahoshitakuya.com/v/B001AQYQ1C

レースシーンはF-ZEROの豪華版みたいになってて、もう本当に過剰、VFXがヤバイ、爆破シーンはキラキラしてるし爆炎の中をマッハ号がスローモーションで回転しながら脱出するし、たまらないですね。
実況の様子とかも雰囲気を盛り上げてくれてレースをもっと見ていたいと思った。気になる人は是非。

どうでもいい

    • なんで土屋アンナがいるの?
    • ラーメンの看板を出す場所おかしいだろ。
    • ガキ邪魔じゃね?
    • 555km/hでワープして欲しかった。

70円で飛行機に乗る方法::高城剛

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世界一周じゃなくて世界に浸れよって感じの本。搭乗金額が安すぎて疑わしいけど、各国の浸透具合の様子を読むとアリなのかなって気もする。ちょっと試してみたくなる。

まず、予約はウェブが基本で、またほとんどのLCCの搭乗券は自宅のプリンタで自ら発券する。

イギリスにおいてはLCCがシェアの50%以上を確保する。

東京-ソウル間とほぼ同じ約1400kmという距離であるにもかかわらず、バンコク-シンガポール間にはなんと約1600円という激安航空券が存在する。

たった1時間ちょっとのフライトに、そこまでサービスが必要だろうか?

ちょっと話しはズレるが、2005年春、ルフトハンザドイツ空港が始めた「プライベートジェット」というサービスがすごい。各国のセレブがプライベートジェットを持っているような感覚を目指していて、24時間前までに予約すれば、ヨーロッパ内約1000の空港間をいつでも好きなときに飛べるという。もちろん機内ではファーストクラス同様のサービスが受けられるし、一部の空港までは専用のリムジンで送迎してくれるというから、まさに映画のワンシーンのようである。

航空機をハイジャックし、そのものを破壊の兵器としてしまったテロ事件はかつてないほどのダメージになると見られたし、実際アメリカの航空会社にとっては相当の痛手になったが、事件の4年後には利用者数が回復している。

航空会社とLCCというのは、すでに母体である会社の別ではなく、ビジネスモデルの違いに過ぎなくなっている。

イギリスの『フード&トラベル』という人気雑誌は、タイトル通り「どこかに食べに行こう」という趣旨の雑誌で、世界中の優れた産地やレストラン、交通手段が記載されている。一方、日本の雑誌の人気特集に「おとりよせ」特集がある。説明の必要は無いと思うが、点在する美味しいものを取り寄せる手段が記載されている。

当然、旅行ガイドもいままでと違う情報が必要になる。僕が活用してて、こんなおもしろいものがあるのに、どこのガイドでも紹介してないサイトがある。CIAである。CIAは、ご存知アメリカの中央情報局だが、世界各国の情報を「ザ・ワールドファクト・ブック」という名で、まとめて公開している。情報も最新であり、ここより正確な情報ソースはそうないだろう。

Felicaがついてれば消費行動促せるのになーと思った

使いやすさは置いといて、sportioは久々に面白そうなデザインをしている。GPSを上手くつかったコンセプトも二番煎じだけど興味がわくので好感が持てる。走るのは好きじゃないけど、BIKEモードでも地図が使えるので無駄に遠出をする人とか出てくるんじゃないだろうか。これでマッピングもしてくれれば最高なんだけど、そこまではしてくれないらしい。
ただ、それよりも気になったのがFelica未搭載という点で、普通に考えてジョギングとかをするときには最低限のモノ以外は持ち歩きたくないはずで、たいていの人は財布は家に置いておくと思う。俺ならタオルを持っていくかも怪しいし、なおさら飲み物を持つ気は起きない。ということはタオルと飲み物がある家をゴールにしてコースを決めることになる。けど、sportioにFelicaが搭載されていればコンビニを折り返し地点にして走ることが出来て長距離コースの設定がしやすいし、消費行動も促せて未来感が膨らんだのにな。
本体価格(http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/price/40514.html)を見て多少納得しましたが、どんな会議がされたんだろう、企業意味分からん。

おやすみプンプン(3)::浅野いにお

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プンプンを含めた登場人物たちが徐々に中二病をこじらせ始めてとてもワクワクします。
あと絵の描かれ方に映像の手法を入れてて、それがどんどん良くなっていって驚く。でも、それだけでなくてマンガでしか出来ないようなコミカルでファンタジチックな絵もあったりしてセリフがなくても相当おもしろく読めるんじゃないかって気がしました。
次巻は雄一のターン。てかあの誘われ方を見ただけで気分が悪くなってしまった俺が心配。あと雄一おじさんの手がキモい。

ラスベガスをぶっつぶせ!

http://www.sonypictures.jp/movies/21/
タイトルが下品、原題が「21」で検索しづらい、それは本編と関係がない。ひさしぶりにアクションや爆破シーンのない映画。
教授とギーク二人とチャイナ系がハマってた。
未だにカウントのルールがよく分かってないんだけど、そんなこと気にしなくても楽しめる。なんでかというと、彼らの勝ちっぷりがハンパじゃないからで、そこまでがかなりサックリと描かれるのでカーレースでもないのに爽快感がある。
途中の裏切るところや駆け引きの仕方とか、最後の仲直りとかもいい感じで良かったです。
BGMも秀逸ですごくカッコよかったのでサントラは買います。

円城塔::オブ・ザ・ベースボール

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起承転結を用意して、ファウルズに関する話と軽くメタを添えたものを寄せ集め、起承転結の間に差し込んで出来たのがこの小説で、通りと川と人間はXYZを表しているんじゃないかと思いました。一年に一度ずつ落とし込まれる街、それがファウルズ。
台詞回しはいつもながら爽快で難解で煙に巻かれる心地よさ。

次の著者へ続く

いつかTVで見た数学教授が、本当の数学を学ぶにはと言って28冊の本を出してきたものを見たことがある、その本はいずれも一般書店で入手不可能で、全て読みきるには日本語以外の4ヶ国語をマスターしていないといけない。というのを思い出した。つまんなかったです。