村上龍::2days4girls
この本を面白く読むためには村上龍がカンブリア宮殿で話した言葉を知っているといいと思った。
「僕が大嫌いな言葉は、『自分探し』。自分はここにいるんだから、探すものじゃない。自分を探す時間があったら、仕事を探してください」
これが最初の発言じゃない気がするんだけど、忘れた。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/19
- メディア: 文庫
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- 序盤から何度も何度も出だしを同じにする章がつらなっていて、久しぶりにアタマがおかしくなりそうになったのでよかったです。
- 人は他人を救うことができるのか、救われることはできるのか、が一応のテーマになっているんだけど、もともと「救うことはできない」と言っていたのでそこは別になんとも。
- てことで、自由解釈を試みていたらR25のインタビューで山田五郎が自分探しについて語っていて、コレだ!と。
- コレ読んでいると必要なのは"人間"でなく役割だけなのかなと思った。
- またしてもシステムに…。
- 自由解釈がすぎる。
おしまい。
追記
他人の救済というテーマは最後の家族で書かれていたことを思い出しました。
なんで今ごろ同じテーマを書いているんだろう。よくわからない。