あの頃、ぼくは

二つのブログがある。一人は大学生、もう一人は高校生。二人とも不思議な空気感を持っている。
昨日、その二つのブログの過去ログを漁ってた。
どちらのブログも面白かった。初々しいくて、ときめいた。
いま、大学生の彼はその昔高校生で、拍子抜けというかびっくりした。先入観って怖い、大学生としての認識しかないから"ああ、この人もちゃんと高校生だったのか"って驚いた。当たり前なんだけどね。ブログには当時の気持ちやら考えを書いている記事がちゃんと残っていて、小説でたまにある昔の自分が今の自分に語りかけるみたいになって照れた。これをリア友で体験できたらものすごくおもしろいな、読んでみたい。ちょっと怖いけどね。
いま、高校生の彼女はその昔中学生でした。これも、当たり前なんだけどね。先入観ってのは不思議なもんです。彼女のブログはもっと初々しかった。あれ、中学生ってこんなにキラキラしてたかな?と思った。俺が27歳だったらたぶんモニタの前で声を上げて泣いてたと思うね。
いや、違う、ちょっと泣きそうになりました。自分は本当にもったいないことしたなって思った。中学の頃はサッカーやって、バスケして、スマブラして、ポケモン育てて、エロ動画みて、だらだらマンガ読んで。それだけだもんな。大切な思い出なんてなんもない、からっぽ。もっと大切にすればよかったな。