ふりだしに戻る。

高校までに済ませましょう。

たぶん、人間はスキマが嫌いなんだと思う。嫌いというか怖いんじゃないかと思う。きっとどうにかしてそのスキマを埋めようとたくさんのモノを発明してきたんだ。
沈黙には音楽、認識には言語、空間には造型物、距離には移動手段、日々の移ろいには時間。
発明じゃないな、発見だな。世界には周波数も物質も物理法則も準備されていた。発明は数字だけかも知れない。
飛ぶ。
最近、妄想について考えている。みなさんのご存知の通り妄想はかなり厄介で、不安になったとたんに脳にスパークが起こってありえないような出来事を未来にばら撒き、過去に置いてくる。そのことを知らなければしあわせのまま過ごせるのだけど、残念なことに人間は過ちに気付いてしまう生き物なので、現実との落差で勝手に凹む。
凹まされるのは自分なのに、なぜわざとそのように仕向けるのだろう。
吹っ飛ぶ。
たまたま再会してしまったおかげでまた会いたくて仕方ない。*1ここ最近の思考をほぼ全て彼女*2にとられている。自転車の上、信号待ち、電車の中、乗り換え時間、講義中、昼食中、帰りの電車、パソコンの前、入浴中、夕食中、ベッドの上。
そのことに気がついて必死に止めようとしているのだけど、簡単には止まってくれない。心がいきなり空虚になって、落ち込んで、塞ぎ込んで、這いずり回って、浮上するための妄想が再開する。
不安でどうしようもないのだけど、解決方法がわからない。告白すればスッキリするのかもしれないけどココロがねじれてしまいそうで怖い。嫉妬とか妬みとかをわりと簡単に持ってしまうんじゃないかという不安がある。好きな人にそういう感情を持ちたくない、でもしたことがないのでわからない。わからないしらないわからないしらない。
だから埋める、妄想で埋める、妄想であいた穴さえも埋めてみせる。スキマが見えなくなるまでなんどでも埋める。埋めて埋めて埋めて、現実が見えなくなるまで、相手が必要なくなるくらいに。
飛べ。

*1:←危ないけどケータイ番号もメルアドも知らないので安全、と思いたい。

*2:もちろんこの場合の彼女はsheという意味の彼女です、とか書いてるオレは自意識過剰すぎる、とか(ry