Perfume::GAME
Perfumeや音楽に限らないのだけど、アイドルの意味を回復するだとか、苦節八年の集大成だという情報を作品に塗りつけるのがあまり好きでない。
中田ヤスタカが透けて見えているだとかcapsuleみたいという感想は更に気持ちが悪い。彼が楽曲を提供する、彼女らとその周囲が声とビジュアルを提供する、そういう関係でやっているもので、それをファンは理解しているものだと思っていた。Perfumeという作品なのだと思っていた。
- アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
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いつまで聞けるか分からないけれど、本当にいい作品だと思う。斜に構えてしまわなくて本当に良かった。
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偉そうなことを書くけれど、アイドルっぽさを残しつつカッコよく仕上げた中田ヤスタカはやっぱ腕がいいと思う。彼がいなければここまで注目されなかっただろうし、誰も見向きもしなかった。そんな風に掟ポルシェや宇多丸のような広島の頃から応援してきた人達をなかったことにしてしまいそうになる。いつか彼女らの口からも語られなくなるのかな。
更に曲に関係ないことを書く。
今回のアルバムで一番驚いたのは幅広い人に聞かれているということ。観測範囲が狭いだけと指先で笑う人もいるかも知れないけど、今までの巡回で同時期に同作品についてのエントリを多数見たのは初めてだった。それだけ注目されているし期待されている。しかもそれは同じ界隈の人達でなく、賛辞だけでもない。Perfumeの3人は本当に幸せな人達だと思う。