前の三作品に比べて擬音もふえてて、コミカルな表情や仕草に磨きがににやけた。くすぐったい感じのユーモア。あったかいなあと思った。 この人の作品は、希望をもう一度取り戻す一歩手前で終わる作品が多かったけど、ソラニンはその希望を受け継いでくれる人…

特徴がないわけでもないんだけど感想が思いつかない。 なんというか、一歩引いて描いている？感じ？うーん。みんな誰かに見られてる感じが、いや、猫に見られてるんだけど。手放しで見守られている感じが･･･して･･･最後は救われる、と。面白かったんだけどね…

芥川賞を受賞したときに、村上龍が褒めていた作家。そうなると読まずにはいられなくなってしまう。特に今回の本は、村上龍のような風景描写が際立っていてたまらなかった。でも、女性特有とかいていいのかわかんないけど、村上龍にはないユーモアがあって柔…

ぞっとする、このいじめに向う感じ。あったような気がする。なかった気がする。そのくらいに無意識にイジリイジラレで生活している。この作品は、わかりやすくする為に担任を元凶にしたんだと思う。でも、そんなのは必要ないくらいにキッカケはどこにでもあ…

前の2エントリで説明を省いてたことにいまさら気がついた。まあ、タイトル読めばわかると思うんですけどね。2006年に読んだ本の中で良かったものを選びましたよ。というエントリーです。書いてないのを合わせると20前後ぐらいの中から選びました。 簡単な紹…

たまたま、ビニールがかぶっていなくて立ち読みが出来たので読んでいたら雰囲気が気に入ったので買いました。虹ヶ原 ホログラフ作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/07/26メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 185回この商品を含むブログ…

虹ヶ原を読んでから他の作品も読んでみたくなったので友達に聞いたところ400円で売ってくれることになったので購入。素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/05/19メディア: コミック購入: 8人 クリ…

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)作者: 高城剛出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/06メディア: 新書購入: 8人 クリック: 40回この商品を含むブログ (75件) を見るはじめて買ってみた新書なんだけど、ものっそいパワフ…

流星ワゴン (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/15メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 198回この商品を含むブログ (504件) を見る俺の父親はとてつもなく頼りなくて情けない。 今の俺と同じ18の時はどうだったのだろう。じい…

友達に1-20巻を借りて今日読み終わった。ここまで構成が練ってあって、ストーリーが破綻せず、キャラクターが絶妙に立っているマンガを初めて読んだ。*1しかも、まだ連載中。ああ、素晴らしい。日本語が読めてよかった。もう、本当に、賞がとれるのは当たり…

ダフトパンクが表紙だったので立ち読みしたらガジェットの対談が面白かったので買ってみた。その対談は高城剛って人と野村訓市って人の対談だったんですけど、高城さんが、もう、ネットをやめたってことをしゃべっていてビックリした。情報はほとんど世界中…

今日、学校に持っていって4人に読ませました。 4人の反応 1人目(1話を読んで)「とりあえず朝飯食べるや」そして、その後「貸して」とは言わなかった(返却)2人目2ページ目で「これはない」(返却)3人目「普通に読める、けどヒドイw」「ギャグマンガではない」…

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))作者: 若杉公徳出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/05/29メディア: コミック購入: 6人 クリック: 312回この商品を含むブログ (1094件) を見るこのマンガは根岸君がDMCと現実を行ったり来たりしている間…

木曜に書店で買おうとしたらどこにも無かったのでこれは利用するチャンスだ!と帰宅ルートにあるセブンイレブンを指定して注文しました。*1それで、昨日、配達完了のメールが7&Yから来たので学校の帰りに買って来ました。*2クラウザーさんはいい人ですね曲が…

好きな作家の本はブログを始める前に読み終えている上に下手な感想は書きたくないという感情があるのでいつになっても書かない気がする。書けない気がする。でもいつか書いてみたい。

失はれる物語 (角川文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/06/24メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 77回この商品を含むブログ (249件) を見る初めて乙一を読んだのがこの作品。そのときは立ち読みでパラ読みだったのでじっくり読むために買…

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/05/19メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 218回この商品を含むブログ (332件) を見るデビュー作出てくる兄妹が怖い。人を殺したから隠さなきゃ、アハッ。って感じで恐ろしい…

GOTHが短編を連続させて時系列が発生した長編だとしたらZOOは完全に短編。乙一は短編作家なのでこっちのほうが自然なんだけどね。ZOO1が映画化した作品を集めたもので2がされなかったものを集めたもの。やっぱり1のほうがカタルシスを得られる作品が多かった…

この作品で初めて乙一を買いました。デザイン素敵で手触りもすべすべしていて気持ちい。ライトノベルはデザインを考え直してほしい。はまぞうが上手くいったので満足。内容はチョイグロって感じだけど文脈を流れる冷たい空気が心地いい作品。猟奇的な事件を…

small planet―本城直季写真集作者: 本城直季出版社/メーカー: リトルモア発売日: 2006/04/08メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 4人 クリック: 137回この商品を含むブログ (195件) を見る一時期話題になったティルトレンズの写真集プロレスの写真のチー…

終末のフール作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (517件) を見るみんな漠然とした不安を抱えたままとりあえず生きていて何をしても結局死んじゃうしどうしようもない…

ちょいSFで両作品楽しめました。 スキップ スキップは主人公の年代設定が少し古くて馴染めないところがあったけど、心が透き通っていて爽やかな気分になりました。会話のやり取りはなかなか面白かった。 気に入った言葉 たとえば、おぼろ月夜って言葉が好き…

ボッコちゃんは友達に『これを読みなさい』と言われたので。 となり町戦争は前から読んでみたかった。 スキップ ターン リセット これも前から読んでみたかった。果たして2週間で読みきれるか。